19歳、自腹で買ったインパクトが職人への道を開いた
19歳ぐらいの頃、まだ派遣で大道具の現場へ通っていたBIRDMANは、職人たちが持つ道具を見て、インパクトという電動工具を自腹で買いました。その小さくはない決断が、職人への道を開きました。

まだ派遣だった僕が、道具を自腹で買った
19歳ぐらいの頃、僕は派遣会社で働いていました。派遣先の一つに、テレビ局や展示会の大道具を扱う職人の会社がありました。
現場の職人さんと自分を見比べて、まず違うと思ったのが道具でした。その道具を持っていて、使いこなせれば、もう少し給料をもらえるんじゃないか。そんな気持ちで、まだ派遣だった僕はインパクトという電動工具を自腹で買い、現場へ持っていきました。
道具を持っていった先で、職人にならないかと言われた
すると、会社から職人にならないかと声をかけてもらいました。今の給料より払う、という話もしてくれました。
派遣には自分の先輩もいましたが、道具を買ったことをきっかけに、僕は一足先に職人の道へ進むことになりました。
担当したのは、鉄骨トラスをボルトで組み上げていくような大道具の仕事です。19歳から24歳ぐらいまで静岡を離れ、テレビ局や展示会の現場で働きました。「踊る!さんま御殿!!」のゴージャスなセットや、モーターショーの現場は、今も印象に残っています。
先に出したお金が、次の仕事につながった
そこで実感したのが、先行投資の大切さでした。自分で先にお金を出して、仕事に必要だと思うものを用意する。それが、次の仕事につながった経験でした。
その後、音楽イベントを開くときにも、自分で先にお金を出すことがありました。音楽で暮らしたい、ご飯を食べたい。その思いで動いていく僕にとって、自腹で買ったインパクトの経験は、先行投資をしてよかったと思える出来事として残っています。
