藤枝「シラハタ製菓」の黄金まんじゅう。塾帰りの思い出と14種類の味
小学生から中学生の頃、塾の帰りに立ち寄って食べた「黄金まんじゅう」。藤枝市高柳のシラハタ製菓は、あんこやクリームだけでなく、ヨーグルトクリーム、ポテトウィンナー、ツナパスタなど、選ぶ時間まで楽しい店です。そして忘れられないのが、店主との会話。まんじゅうの味と一緒に、あの軽快なトークまで思い出に残っています。

藤枝で「黄金まんじゅう」といえば、シラハタ製菓
黄金まんじゅうは、丸い型で焼く今川焼きや大判焼きと同じ仲間です。シラハタ製菓は1976年(昭和51年)に創業し、約半世紀にわたって藤枝の人に親しまれてきました。
創業者の白幡雪雄さんによると、店を始めた頃は静岡市や焼津市にも「黄金まんじゅう」の名で売る店が多くあったそうです。その呼び名を守りながら、シラハタ製菓は甘いものにも惣菜にも具材を広げ、藤枝らしい一軒になりました。
地域の取材では、一日に1,300個を売ったこともあると紹介されています。「藤枝市民のソウルフード」と呼びたくなるのも、その長い時間と親しまれ方があるからです。
ヨーグルトクリームも、ポテトウィンナーも、ツナパスタも
公式サイトに掲載されている黄金まんじゅうは全14種類。あんこ、クリーム、白あんといった定番に加え、ヨーグルトクリームやチョコレート、そしてポテトウィンナー、ツナパスタ、ピザチーズ、えびチリなどの惣菜系がそろいます。
記憶の中には、ヨーグルトの味、ベーコンポテトだったかポテトウィンナーだったか迷う味、ツナポテトだったかツナパスタだったか迷う味があります。現在の公式メニューで確認できた名前は「ヨーグルトクリーム」「ポテトウィンナー」「ツナパスタ」。ベーコンポテトやツナポテトは現在の一覧には見当たらないため、昔の種類だったのか、子どもの頃の記憶が混ざったのかは分かりません。
でも、どの味だったかを今になって思い返す時間まで含めて、黄金まんじゅうの思い出です。甘いものにするか、おかずのような一個にするか。店に着いてから迷うことも、楽しみの一部でした。
- 甘い味:クリーム、あんこ、ヨーグルトクリーム、白あん、マロンあん、チョコレート
- 惣菜系:ポテトウィンナー、マヨネーズコーン、玉子ウィンナー、ピザチーズ、ツナパスタ、ミートソース、えびチリ
- 冬季限定:カレー(公式サイトでは10月〜4月)
小学校から中学校、塾帰りの一個
僕がよく食べたのは、小学校から中学校くらいにかけて。塾の帰りに立ち寄り、焼きたての一個を選ぶのが楽しみでした。勉強を終えたあとの空腹に、ふんわり香ばしい生地とたっぷりの具がうれしかったのを覚えています。
黄金まんじゅうは、持ち帰るお菓子であると同時に、帰り道の途中で食べる時間そのものでもありました。大人になってから思い出すのは味だけではなく、その日の夕方の空気や、塾が終わった解放感まで一緒です。
公式サイトには店内の飲食スペースも案内されています。焼きたてをその場で食べられることが、学校帰りや仕事帰りに寄りたくなる理由のひとつです。
店主のトークも、もうひとつの名物
そして、シラハタ製菓を語るなら店主のトークは外せません。これは僕自身の感覚ですが、藤枝でも一、二を争うと思うほどのトーク力。軽快な言葉で距離を縮め、お客さんの心をぐっとつかみます。
商品を受け取るまでの短い時間にも会話が生まれ、帰る頃にはまんじゅうだけでなく元気まで持たせてもらったような気持ちになる。味の種類が豊富なことに加えて、人に会いにまた行きたくなることも、この店の強さです。
塾帰りに食べた一個と、店で交わした言葉。どちらも今につながる藤枝の記憶として、これからも残ってほしい店です。
店舗情報
下記はシラハタ製菓公式サイトを基準に、2026年9月14日に確認した内容です。臨時休業やメニューの変更、売り切れの場合があるため、来店前に公式サイトまたは電話で最新情報をご確認ください。黄金まんじゅうは当日中の賞味が案内されています。
- 店名:シラハタ製菓
- 名物:黄金まんじゅう(全14種類)
- 住所:静岡県藤枝市高柳1595-5
- 電話:054-635-5589
- 営業時間:9:30〜18:00頃
- 定休日:火曜日(臨時休業は公式サイトの営業カレンダーを確認)
- 駐車場:6台
- 店内飲食スペース:あり
- アクセス:JR藤枝駅から約1.8km


